2014年06月28日

理事長あれやおれや207 韓国の非正規公務員の正規化対策

 白石孝です。
 先週、韓国から清掃作業労働者を組織している、民主労総傘下の
「全国民主環境施設一般労組連盟」15名が東京精巣労組との定期
交流で来日、都内のごみ施設や収集作業、さらには小学校における
環境教育を視察した。
 26日には「非正規公務員の正規雇用化報告集会」を、私たち研究会
も参加して開催した。
 日韓の公務員制度は共通項は多いものの大きな違いは「雇用」に
あることがなかなか知られていなかった。昨年6月の私たちのソウル市
調査でそこに気付いたことが、以降の取り組みをスムーズにさせた。
 韓国ではいわゆる行政系の正規職員だけが「官吏」として「任用」され、
その他現場作業などに従事する職員は「労働契約」の労働者とされて
いる。
 一方の日本、戦前はそうだったが、戦後に公共団体が直接採用する
公務員すべてを「任用」としてしまった。
 労働契約法の適用がなく、お上の都合で入口も出口もいいようにされ、
雇い止めに関する「地位確認」訴訟で職場復帰を勝ち取ったことがない
のだ。
ソウル市が進める正規職化とは、「正規職公務員」ではなく、「正規職
公務職」を実現していくもの、その意味がようやく分かってきた。
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2014年06月26日

理事長あれやこれや206?定期総会無事終了

 NPO法人官製ワーキングプア研究会3回目の定期総会を23日に
開催しました。正会員105名(個人・団体)のうち、出席と委任状とで
過半数を超えたので、成立。議案も承認していただきました。
 昨日、東京都にも2013年度事業報告書を郵送提出しました。
 
 また、特別講座として『「全身○活」時代』(青土社)出版記念講演を
共著者の竹信三恵子+大内裕和さんの対談として行いました。
 若い世代で進む貧困、それを大学(授業料、奨学金)、就職、結婚、
保育を通して指摘されている極めて有意義な本です。ぜひ、皆さんも
読んでください。
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2014年06月13日

理事長あれやこれや205?早大で大学の貧困シンポ

 NPO法人官製ワーキングプア研究会の白石孝です。

 今日は、大学の非常勤教職員、奨学金、学費などについての
シンポを紹介します。

 「大学における貧困 学費・奨学金・非常勤講師」

日時・6月27日(金)午後5時〜
会場・早稲田大学 (早稲田キャンパス 10 号館 1F 大教室)
パネラー
・宇都宮健児氏(弁護士、前都知事選候補者) 
・岡山茂氏(早稲田大学政経学部教授、『ハムレットの大学』著者、新評論)
・林克明氏( フリージャーナリスト『ブラック大学早稲田』著者、同時代社、)
・大内裕和(中京大学教授、奨学金問題対策全国会議代表『現代思想』4月号「ブラック化する教育」巻頭対談者) 

 上記では学生や教員が対象ということになっていますが、限定する必要はなく、奨学金や学費などは大学内の問題にとどまりません。周りの方々にも周知拡散していただけますでしょうか。

 ご賛同、ご後援をなにとぞ前向きに検討いただければ幸いです。

主催・首都圏非常勤講師組合、早稲田ユニオン分会
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