2017年04月11日

地公法等改正法案が審議入り

 本日11日、参議院総務委員会が開催され、高市総務大臣が改正2法案の
趣旨説明を行い、法案の審議が始まりました。
 といっても、13日の午後に「3時間20分」審議を行い、採決という流れ
のようです。70年ぶりの地公法大改正とのことですが、その「大改正」は
わずか200分で参議院を通過しそうです。

<13日の審議予定>
 午後1時〜4時20分、参議院委員会室
11日段階での質疑予定時間は、自民25分、民進70分、公明25分、共産25+5分、
維新25分、希望(社民)25分という配分で、共産党(山下よしき)は当初25分
でしたが、「参考人」招致を強く求めた結果、共産党枠を5分増やし、その
範囲内で認めるとなったそうです。
 参考人については、4月3日の院内研究集会で提案した時に、秘書さんが大きく
うなずいていましたから、多分ヒントになったのだと思います。ただ、会議
全体での「参考人」でなく、共産党議員の質疑内でという限定の扱いで、した
がって参考人も自治労連推薦の方です。


<本日11日の委員会>
・午後1時15分〜4時30分で、結果として一般質問日となりました。自民(柘植)、
 民進2(伊藤孝恵、杉尾秀哉)、公明(山本)、共産(山下芳生)、維新(片山)、
 希望(社民又市)が質問に立ち、うち杉尾が15分、山下が20分、非正規公務員関連
 で質問しました。
・杉尾議員は、調査データを答弁させながら、専門性がある業務に就き同一労働
 なのに待遇が悪いのはおかしい、改正法案といっても雇い止めやパートへの移行、
 財政面など問題が多い、院内集会でも聞かれた、と発言しました。(4月3日には
 秘書が参加されていました)
・共産山下議員は、大阪での当事者ヒアリングの具体例を紹介しつつ、「非正規
 といっても専門的基幹的」となっている。それなのに処遇が悪すぎる、民間は
 6割なのに公務は3割(これはNPO官製ワープア研のコメントそのもの〜やはり秘書
 が集会に参加)。10年以上繰り返し任用している自治体はどのくらいかを質問、
 総務省が3月末に公表した調査結果を聞き、回答は1,325団体中5 44団体に及ぶ、と。
 そして「やはり正規化すべき」と締めくくりました。

<感想>
・通しでの傍聴7名は私たちだけ、傍聴席に人がいるだけで議場の雰囲気は変わります。
・4月3日に院内研究集会を開催したことの効果が明らかにありました。
・多勢に無勢で賛成議員が多いですが、やはり民進党議員がどういう質問をするのか、
 修正とか注文をつけるのか、これが大きいと思うので、やはり13日の発言に注目し
 たい。
・それにしても、わずか200分で、70万人の非正規公務員の行く末が決まってしまう、
 その重みを国会議員は分かっているとは思えません。悲しい事実です。
・なお、答弁は、高市大臣と高原剛自治行政 局公務員部長の2名でした。
posted by 官製ワーキングプア研究会 at 20:53| 報告 | 更新情報をチェックする